女性起業アドバイザー 松林です。
最近のタイムリーな話題で、「○○〇〇ステーキ」さんの社長直筆の貼り紙が話題になりましたね。ご存知でしょうか?
お客様が減少している時、経営者は焦ります。
あなたはまだこの何とも言えない焦燥感を味わったことがあるでしょうか?
もし、あなたのお店のお客様が減少した時、あなたはまず何から行動しますか?
そもそも気づくといつの間に・・・と焦る方は!?
まず
実は少なくないのがこのタイプ。
そもそも目の前の事に毎日追われていて、チェックを怠っていると、あれあれ?いつの間にか。。。
という事に。
見ないふりをして、待ってみる?
見たくない現実。しかし何かしら動かないと状況は変わりません。
まずは、現実を受け止めて、問題がどこにあるか整理することから始めてみましょう。
・減っているのは体験新規の入会率の減少?
・既存のお客様の減少?
・周りに競合店が出来た?
色んな要因が考えられるかもしれません。
出す処方箋を間違うと解決しない
ついついやってしまうのは、目の前のお金が無くなっていくことに不安を感じると、ついまたお金を使う事が怖くなってしまいます。
しかし、今まであったサービスをお客様が飽きてしまったり、興味が失せて離れて言っているとしたら、あなたのやるべき行動は、既存のお客様の欲しい未来や現在の悩みにフォーカスしたサービスを提供することが必要になるでしょう
その場合は、既存のお客様とのコミュニケーションをより大切にし、今のサービス(商品)を見直す事も必要になるでしょう
もし、このように既存のお客様が離れているいるからと言って、
「新規を獲得しなきゃ!」と手当たり次第に「誰かうちにきてください!」というような広告をばらまいたとしたら。。。
現状の問題の解決策を出来ないまま、投資ではなく「浪費」になってしまう可能性もあるのです。
代表のすることはいたって簡単!?
いやいや、簡単じゃないよ!こんなに毎日忙しいんだから。。。
そう言いたくなっちゃいますよね。
しかし、あなたが今やっているのは本当に必要な事?雑用?
目の前のお金の出入りを数字だけで判断せず、分解する力が経営者には必要です。
どうしても、簡単な事、単純な事からやりたくなりますが、ほおっておくとその歪みはどんどん大きくなってしまいます
「今年の汚れ、今年のうちに!」とあるCMで言っていますが経営もまさしくそうですね。
ずは、定期的な分析から今の現状把握⇒問題解決に向けた対策を練る
では、一体どんな対策を??
原因はわかった。何となく誰に向けてもわかった。
しかし、どう伝えれば、何を伝えたらいいのかわからない。。。
そう悩んでしまいがちです。
今回の○○○○ステーキの件で言うと、
今までのファンのお客様やまだ行っていない方だけれど「いつか行ってみたい!」と思っている方向けてのメッセージ発信でしたね。
これも一つの戦略でしょうか
これは私のほんの個人的な意見にすぎませんが
ステーキは美味しかったけれど、給食みたいな食器が何となく食事の高級感を損ね、せっかく食べるならもっと素敵なお皿で!と残念だったんですね。
こんな風に少し「ステーキ」というものを高級なものと捉えている人にとっては肉の厚みよりもこだわりたいことろや「期待するところ」が違ったりします。
そもそも味なのか?雰囲気なのか?スタッフの接客なのか?
あなたのお店をまずは、原因追求にむけた整理や実際の声を拾えたらそこからまずは改善されてもよいかもしれませんね。
その為には、黙って去っていかれないための関係作りが大切です。
最後はコンセプトに還ることが重要!?
もしかして、あなたがみんなに来て欲しい、誰でも来て欲しい!と思っているならば、あなたから買いたい!と思っていた人はいずれ離れていきます。
だから、最終的にはまた「コンセプト」に戻り、誰に何を伝えるのかを明確にしめしましょう!
どんなツールを使ってそれを伝えるかよりも「誰に何を伝えなきゃいけないのか?」「誰に向けて改善していかなくてはいけないのか」が先です
つまり、先ほど述べた「関係性が取れたお客様」がその誰かにあたるのではないでしょうか?
是非、あなたの経営が今、順調だったとしても先を見据えて、もしもの時の備えの知識としていただけたら嬉しいと思います。
もし、今経営する中で不安を抱えている方がいらっしゃれば気軽にご相談くださいね。
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